ここではトイレのリフォームの参考事例を写真付きで紹介すると共に、トイレと言っても排水位置で選定する商品が変わりますので現地調査で見るべきポイントを紹介します。
ここで書いてある内容を読むだけで自分でトイレの選定も出来ます!
そしてトイレのリフォームをする際は内装工事も一緒に施工する事をお勧めします。
では早速トイレのリフォームの参考事例を紹介していきます。
目安金額も載せていますがあくまでも更新時の価格で、全てのリフォーム会社に当てはまる金額でもない事をご理解下さい。
商品代・施工費込みの目安金額を表記しています。
LIXILアメージュZ
トイレの中で一番多く出るトイレが
LIXILのアメージュZになります。
温水洗浄便座はCW-KA21QCになります。
自動洗浄付きですので流す手間が省けます。
便器・タンク・温水洗浄便座を組み合わせる事で出来上がるトイレになります。
税込み¥140,000以内で施工できる組み合わせになります。
フチが無いトイレで掃除がしやすいと評判のトイレになります。
トイレ選びに迷ったらアメージュZで検討するのはどうでしょうか?
LIXILプレアス
LIXILのプレアス手洗い無しになります。タンクレスに見えますが実はタンクがあります。
プレアスにはLSとHSがあり、LSが手洗い無しになります。
スタイリッシュでカッコいいトイレです。
便器と機能部を組み合わせるトイレになります。
タンクがあり直接給水のトイレではないので、水圧が関係ありません。
税込み¥200,000以内で施工可能なトイレになります。
プレアスは機能部の中に温水洗浄便座が入っています。高機能にすると金額は¥200,000をオーバーしますのでご注意下さい。
LIXILリフォレ
キャビネット付きトイレリフォレになります。
少し見にくい写真で申し訳ありません。
リフォレを組む時はコンセントの移設が必要になる場合が多くあります。
収納力はそこまでありません。
税込み¥220,000以内で施工可能なトイレになります。
TOTOピュアレストMR
TOTOピュアレストMRマンションタイプの155の排水芯になります。
ピュアレストQRとかEXの方がよく聞くトイレですね。
TOTOのピュアレスト個人的に好きなトイレです。
トイレと言えばTOTOと考える人も多いと思います。
昔ながらの会社で陶器と言えばTOTOですからね。
税込み¥150,000以内で施工可能なトイレになります。
陶器の重みのしっかりとしたトイレになります。
TOTOネオレスト
TOTOの最高級トイレのネオレストになります。
まだ取付けて間もない状態になります。自宅のトイレにつけてみたいトイレがネオレストです。
曲線が美しいです。
タンクレストイレの最高峰!TOTOのネオレストになります。
ウォシュレット部分の機能により金額が変わります。やはり最高級品は見た目から存在感があります。
余談ですが持つとめちゃくちゃ重いです。
税込み¥300,000以内で施工可能なトイレになります。
Panasonicアラウーノ
Panasonicのアラウーノになります。
トイレに洗剤を入れるのが特徴のトイレになります。
市販の洗剤を入れる事も出来ますが粘度が高いと固まる事もありますのでアラウーノ専用洗剤を使うようにしましょう。
このアラウーノは最上級のアラウーノになります。
タンクレスのスタイリッシュなトイレになります。
タンクレスですので水圧が必要になります。
便器は陶器ではなく樹脂で出来ているトイレになります。
このアラウーノは無理ですが
税込み¥170,000以内で施工可能なトイレになります。
アラウーノにも数種類ありますのでお気をつけ下さい。
トイレのリフォームでは内装工事も一緒にした方がいい理由
トイレのリフォームでは内装工事も同時に施工する事をお勧めします。
何百台のトイレをリフォームさせて頂きましたが、内装を同時に施工しなかった人の6割が内装も一緒に施工すれば良かったと後悔しています。
綺麗に見えるクロスも新品のトイレが入ると汚れが目立ってきます。
トイレの入替の際はクロス・クッションフロアも同時に施工するようにしましょう。
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トイレリフォームの現地調査のやり方
ここでは基本的なトイレの現地調査について解説します。
ご自身でトイレの現地調査が出来るぐらいの内容になります。自分で商品を選定出来れば商品を自分でネットで仕入れ施工のみをしてもらう事も出来ます。
その場合商品間違いがあった場合は自己責任になります。
- 床排水・壁排水
- 排水芯の位置
- 給水位置
- コンセントの有無
- 右ハンドル・左ハンドル
トイレの入替だけを前提にするとこのぐらいを見ていると基本的に間違いの無い商品を選定する事ができます。
では1つ1つ解説していきます。
壁排水・床排階
トイレには壁排水と床排水があります。
一般的にマンションや戸建ての2階部分では壁排水が使われている事があります。
マンションや戸建ての2階部分でも床排水が使われている場合がありますので注意して下さい。
TOTO画像になります。
このような形の違いがあります。見た目でもある程度床排水・壁排水を見分る事が出来ます。
見た目でもある程度わかりますが、情報として床排水・壁排水を把握する程度にしておきましょう。
本当に確認する時は品番で検索するようにしましょう。
リフォームの営業マンも排水芯を調べる時はネットで検索をする人が多いです。
排水芯の位置
次は排水芯の位置になります。
床排水の場合120・200・それ以外を確認します。
壁排水の場合120・155を確認します。
現在の新築では床排水は200芯、壁排水は120で建てられます。
左の写真がそれ以外で、右の写真が200芯になります。
便器を外すとこのように排水の位置が家により違います。
排水の位置を間違えるとトイレは取付出来ません。
余談になりますが2022年発売予定のLIXILアメージュZはリトイレを選ぶと床の全ての排水芯に対応できます。
ですので2022年6月以降にアメージュZの商品指定はありますが、トイレを入れ替える人は床排水であればリトイレを選ぶと間違える事はありません。
排水芯の調べ方
排水芯の調べ方はトイレに向かって立った時、便器の左側に品番がありますので、その品番をネットで検索して下さい。
このような品番のシールが貼られています。
GBC-Z10HUが品番になります。
給水位置の確認
給水位置の確認はしっかりとしておくようにしましょう。
給水位置も壁もあれば床もあります。
壁でも付いている場所によっては同梱されている給水ホースでは届かない商品もあります。
たまにトイレの中を見渡しても給水が見当たらない場合もあります。
この場合便器の中に給水が隠れています。
便器の中に給水位置が隠れている場合、ほとんどの場合トイレの入替の時給水位置の移設が必要になります。
上で紹介しているアラウーノの取付は給水位置を移設した後に取り付けています。
給水位置の移設施工(内装無し)
ここでは給水位置の移設施工を見ていきましょう。
この給水位置の移動は内装工事無しで移動させています。
給水位置の移動は床をめくる作業になるのですが、条件が整うと内装工事無しでも移動させる事ができます。
便器に隠れていた給水位置を便器の外に出しています。
一度床をめくって給水位置を動かし補修をしています。
クッションフロアの貼替の無い施工でしたがフローリング調のクッションフロアだった為、めくった後も目立つ事なく施工出来ました。
施工のポイントは便器を置くと目立たない位置のクッションフロアをめくる事にあります。
クッションフロアの柄・めくる位置・施工の腕が揃うと
給水位置の移動も内装工事無しでも可能になる場合があります。
ハンドル位置
戸建て住宅では基本的に左ハンドルはありません。
左ハンドルはマンションで右側に立管が通っている時にハンドルを動かせない為に左ハンドルになります。
トイレの基本は右ハンドルになります。
左ハンドルの場合自動洗浄が効かない場合もあるのでご注意下さい。
ハンドル位置が間違うと設置不可能な場合もありますのでご注意下さい。
トイレを自分で仕入れるならアウンワークス
トイレの入替を少しでも安くしたい人は自分で商品を仕入れて、施工業者を探すと安くなります。
商品により金額差が無い商品もありますが多くの場合は自分で仕入れる方が安くなります。
ここに書いている内容で間違いの無い商品を選定できます。
心配な人はメールフォームよりご相談頂ければ商品の選定をさせて頂きます。
商品を仕入れるならプロも使っている建材通販サイト「アウンワークス」がお勧めです。
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まとめ
ここまでの内容で色々なトイレの設置後の写真と現地調査で何処を見るのか?について解説してきました。
現地調査でまず大事な事は排水の位置を把握する事です。
その為には便器の品番が必要になります。
ある意味品番さえわかればトイレは選定出来ます。
あとは設置環境を確認し必要な施工を盛り込むだけです。
リフォームの見積りは28%~32%程の利益が乗っていますので自分で手配する事が出来ればその分安くなります。
リフォーム会社の仕入れよりは高くなりますが、見積り金額よりは安く手に入れる事が出来ます。
現役リフォーム営業マンが選ぶお客様目線の頼れる一括見積サイトは何処?!
自分で仕入れをしない場合は一括見積サイトの利用をお勧めします。
1社の見積りだけではわからない金額以外の部分も知る事が出来ます。少しでも安くいいリフォームを願っています。
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