リフォーム会社が不動産を始める背景とは?メリットとデメリットも解説します

リフォーム会社で不動産

最近リフォーム会社が不動産を扱う事が増えてきています。

ワンストップリフォーム

このように宣伝し、その名の如く不動産の販売からリフォームまでを一括して行う会社が増えてきています。

中には資金計画や銀行の紹介までを行いお客様の今後の住宅についての窓口になってくれます。

この記事ではワンストップリフォームを深堀してリフォーム会社で不動産を探すメリットとデメリットを具体的に記事にしたいと思います。

これから中古住宅を探す人には参考になる記事になります。

この記事を書いている僕自身がリフォーム会社に勤め、不動産部門を立ち上げた経歴がありますので信憑性の高い記事になっています。

個人的意見としてはリフォーム会社で住まいを探すのが得策ではないか!との結論を持っています。

リフォーム会社が不動産を始めた背景

リフォーム会社が不動産業を始めた背景としましては、やはり住宅購入とリフォームが切れない関係である事が考えられます。

新しく住む家であれば水廻りをリフォームしたいと考える人が多いと思います。
誰かが使っていた水廻りを「気持ち悪い」と感じるのは自然な事です。

そして逆の場合もあります。

リフォームされている住宅の方が売れやすい状況にあります。

  • 購入した物件をリフォームする
  • リフォームした物件の方が売れやすい

このような背景がありリフォーム会社としては「もってこい」の新規参入先になります。

仕事の延長で不動産業に取り組めるメリットがあります。

リフォーム会社に不動産業を教えるコンサル会社

そしてリフォーム会社は不動産業が「おいしい仕事」とわかっていながらも取り組めないのが不動産業がわからない点にあります。

リフォーム業と不動産業は近い業界の為、不動産経験者がリフォーム会社に再就職する事は多々ありますが、やはりノウハウと言いますか不動産を任せれるレベルの人材がくる事は少ないです。

バリバリの不動産営業は不動産会社に再就職しますので。。。

そこでリフォーム会社に不動産業を教えるコンサル会社のような存在があります。

HP制作から営業ノウハウや契約関連までを教えてくれる会社が増えてきています。

基本的には全国のリフォーム会社に対してリモートで不動産のノウハウを教えるのですが、コロナの関係でリモートが当たり前の時代になってきて勢いを増している業界になります。

リフォーム会社の多くは工務店等、どちらかと言えばネット関係に疎い経営者が多いのですが、そんな経営者にもリモートは当たり前の時代にコロナは変えてしまいました。

このような時代背景もありリフォーム会社が不動産業務をする後押しになっています。

リフォーム会社は家を売りたい人にも買いたい人にもアプローチが出来る

リフォーム会社は家を売りたい人にも買いたい人にもアプローチできます。

不動産会社も勿論両方にアプローチ出来ますが、リフォーム会社の方が実入りが大きくなります。
仲介手数料以外にもリフォーム代金も乗るので当たり前と言えば当たり前です。

リフォーム代金があるので仲介手数料の割引やリフォーム工事の割引などのサービスがあり、通常の不動産屋では無いサービスを受ける事ができるのもリフォーム会社で不動産を購入するメリットになります。

リフォーム会社で不動産を購入するメリット

リフォーム会社で不動産を購入するメリットは多くあります。

以下にリフォーム会社で不動産を購入するメリットをまとめて行きます。

  • 安い金利でローンが組める
  • リフォーム代を含んだ金額がすぐにわかる。
  • 物件を見にいった段階で住宅の痛みやリフォームした方がいい場所がわかる
  • 何社も担当者と関わる必要がない
  • 不動産購入後の住宅のアドバイスも聞ける

このようなメリットがあります。次に具体的な内容を解説していきます。

安い金利でローンが組める

正確には金利が安くなる訳ではありません。通常家を購入する時には住宅ローンを組む事になります。そしてリフォームの時にはリフォームローンを組む事になります。

そして住宅ローンとリフォームローンの金利では住宅ローンの方が金利が低く、この二つのローンを分けて組むと最終的な支払い金額が高くなります。

もちろん不動産屋で物件を購入しリフォーム会社でリフォームをする人が、リフォーム資金も含んだ住宅ローンを組む事はできます。

しかしこの場合不動産会社、リフォーム会社と別会社の人を相手にする事になるので連絡のやり取りが面倒であったり、やりとりに時間がかかりスムーズに話しが進まない事が多々あります。

そのような不満を解消してくれるのがリフォーム会社で不動産業もやっている会社になります。

正確にはリフォーム会社の方が金利が安くなる訳ではありません。
しかし色々な手間を考えるとリフォーム会社で不動産を購入する方が楽になります。

中にはリフォームローンの方が金利が高いと教えてくれない不動産営業もいます。

どのような会社で購入するにしろリフォーム代金は不動産を購入する時に済ましておきましょう。

リフォーム代金やリフォームをした方がいい場所がすぐにわかる

リフォーム会社で不動産をやっている人はリフォームの知識に長けている人が多いです。
そもそもリフォーム営業をしていた人が不動産営業を回っている事が多いです。

リフォームに関してのプロが一緒に物件を見るので概算の話しがその場で聞けたり、リフォームをしておいた方がいい場所の関しての話しもその場で出来ます。

そして望んでいるリフォームが可能かどうかもその場でわかります。
リフォームの中にも住宅により可能なリフォームと不可能なリフォームがあります。

その辺りも考慮した物件探しができるのはリフォーム会社がやっている不動産の醍醐味になります。

リフォームの見積もりも担当営業が作る事も多く安心できますね。

仮に不動産を回る人は新たに経験者を雇っていたとしても、同じ会社なので一緒にリフォーム担当が同行をしたり、何かとスムーズに進みます。

担当者の窓口が1人ですむ

リフォーム会社で不動産を購入すると担当者が1人ですみます。

基本的に中古住宅はリフォーム込みで購入する人が多いと思います。
聞く話しによると中古住宅を購入される人の8割はリフォーム工事を行い住みはじめます。

この時に担当営業や会社の数は少なければ少ない程わかりやすく楽になります。

住宅ローンを組む時もリフォーム会社がやっている不動産ではリフォーム会社が紹介してくれます。

資金計画から物件探し、そしてリフォームまでを1つの窓口で完結する事になります。

これは不動産会社にはない大きなメリットになります。

窓口が少ないとゆう事は責任の所在がわかりやすい事もメリットになります。

中古住宅であれば家が痛んでいて当たり前です。
何処かに不備があった場合、お互い責任を押し付け合う事もあるでしょう。

しかし同じ会社であれば責任の所在がハッキリとしているので逃げようがありません。この辺りも購入する側からすると安心材料になります。

不動産購入後も住宅の相談ができる

中古住宅を購入した時ですが、その後の家の相談を何処にしますか?

不動産屋に相談しますか?それとも不動産屋に紹介されたリフォーム会社に相談しますか?

リフォーム会社で働いている経験での話しになりますが多くの場合どちらでもありません。
むしろ相談する場所がなくて困っているお客様がほとんどです。

だからこそリフォーム会社の需要があるのです。

しかしこのような問題もリフォーム会社が不動産をやっている場合起こりません。

まともなリフォーム会社であれば住みはじめて数ヶ月後には不便なところはないか?の確認にきます。その後も定期的に訪問をしてくれる為、何かあればその会社の連絡をすれば対応してくれる事になります。

これから一生住む事を考え住宅を購入する人がほとんどです。
しかし多くの人一時の付き合いの不動産屋を選ぶ事になるのです。

不動産屋さんは一時の付き合いですが、リフォーム会社は一生のお付き合いができるのです。

リフォーム会社で不動産を購入するメリットまとめ

以上に書いている内容がリフォーム会社で不動産を購入するメリットになります。

やはり窓口が一つの所が最大のメリットと言えるでしょう。

不動産購入をシンプルに行う事ができるのがリフォーム会社で不動産を購入する最大のメリットになります。

リフォーム会社で不動産を購入するデメリット

リフォーム会社で不動産を購入するデメリットとしては、選んだ会社や担当者の問題があった場合全てが上手くいかない事になります。

優秀な担当者の場合全てが上手く進みますが、担当者に問題があった時は住宅選びからリフォームまで様々な場面で不満を持つ事になるでしょう。

だからこそリフォーム会社で不動産を購入する時は会社や担当者を選ぶ時は慎重に進めなければなりません。

不動産は結局何処で購入しても同じ価格になります。
だからこそ様々な会社の担当者と会い信頼できる担当者を選ぶ事が重要になります。

リフォームの時と同じく複数の会社に見積りを依頼する事をお勧めします。

その時に見る部分はやはり担当営業の人柄や仕事内容になります。

大きな買物になるので慎重に担当者を選ぶようにしましょう。

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