トイレの種類と温水洗浄便座!リフォームの時の注意点

リフォームの見積り

トイレのリフォームを検討するとトイレの種類を調べます。

すると色々なトイレが世の中には存在する事に気付くと思います。

和式と洋式ぐらいはわかるけどその他のトイレには全くの知識がない!

このような人がほとんどだと思います。

  • 密結式タンク
  • 平付けタンク
  • 隅付けタンク
  • 一体型トイレ
  • キャビネットトイレ
  • タンクレストイレ

和式を含めるとまだ数は増えますがこのようにトイレと言っても様々なトイレがあります。

この中に含まれている平付けと隅付けは記事の内容には含みません。

トイレのリフォームを考えている人でこの二つを選ぶ人は少ないと思います。

トイレの空間が狭い問題がある住宅で選ばれる商品です。

最近ではLIXILの「アステオ」を始め狭いトイレに取付が出来るトイレも出てきています。

自由度の高いトイレ密結式タンク

密結式はトイレの中でも一番馴染みがあるトイレになります。

便器・タンク・温水洗浄便座で組み合わせたトイレになります。

LIXILアメージュZ・TOTOピュアレストQR等が代表的な密結式のトイレになります。

皆馴染みのある一般的なトイレになります。

トイレを入れ替える時に一番選ばれるタイプのトイレも密結式のトイレになります。

密結式トイレのリフォーム時の注意点

密結式トイレはトイレの中でも万能なトイレになります。

万能な密結式トイレなのですがリフォーム時の落とし穴があります。

リフォーム会社のチラシの写真では温水洗浄便座が付いていますが、便器とタンクの金額のみが表記されていて温水洗浄便座は別売りになります。

リフォームのチラシは嘘だらけ⁈広告のここは本当ここは嘘

温水洗浄便座を含めると便器とタンクのチラシ掲載金額よりも倍ぐらいの金額になります。

チラシの写真では温水洗浄便座が付いていますので勘違いしてしまう人も多いのですが、あの写真であればリフォーム会社の悪意を感じる人もいてるでしょう。

密結式トイレを希望される人は「温水洗浄便座」は別売りと思っておいて下さい。

密結式トイレのお勧めポイント

密結式トイレは便器・タンク・温水洗浄便座を組み合わせるので自由度が高く商品を選定出来ます。

便器は排水芯で決まるので選ぶ事は出来ませんが

タンクでは手洗いあり・手洗いなしを選ぶ事ができ

温水洗浄便座では商品やグレードにより付いている機能を選ぶ事が出来ます。

トイレの機能は便座である温水洗浄便座で決まります。

密結式トイレでは温水洗浄便座以外に普通便座・スローダウン便座・暖房便座と必要に応じて商品を選ぶ事が出来ます。

LIXIL New PASSOグレード別機能表

このようにグレードにより機能が変わります。

欲しい機能が付いている商品を選定する事で理想のトイレを実現する事が出来ます。

費用対効果の高い一体型トイレ

費用対効果が高いのは一体型トイレになります。

一体型トイレは便器と機能部に分かれています。

機能部はタンクと温水洗浄便座が一緒になっています。

LIXILではアメージュZA・プレアス

TOTOではZJ1・GG

この辺りの商品が有名な一体型トイレになります。

見た目は密結式トイレと似ていますがよく見ると便器と機能部で出来ているのがわかると思います。

そしてLIXILプレアスとTOTOGGではタンク無しを選んだ時に「タンクレス」のような見た目になります。

アメージュZAとZJ1は手洗い部分が無くなったような造りになっておりタンクレス感はありません。

このようにタンクレスのような見た目になります。

実際には後ろの盛り上がっている部分がタンクになっておりそこに水が溜まっています。

一体型トイレのリフォーム時の注意点

一体型トイレは密結式トイレのように組み合わせで作ってる訳ではありません。

タンクと温水洗浄便座で1つの機能部になっています。

デメリットとしてはパーツごとの交換が出来ない事にあります。

万が一故障した場合全てを入れ替える必要があります。

故障の際には最悪の場合トイレ丸ごと交換になる事を念頭に置いておきましょう。

実際の所はそんなに頻繁に故障する訳ではありません。

多くの場合は交換時期に故障をするのですが万が一の場合を想定しておく必要があります。

一体型トイレのお勧めポイント

一体型トイレは費用対効果の高い商品になります。

同じ機能を持ったの温水洗浄便座を選んだ時に密結式トイレよりも安くなるグレードがあります。

一番下のグレードでも十分な機能を備えています。

温水洗浄便座の一番下のグレードより高機能になります。

密結式トイレではタンク部は陶器になります。一体型トイレのタンク部は樹脂になります。ここに原価の価格差が生まれその分機能面に予算を回す事が出来ます。

安く高機能なトイレを求めている人は一体型トイレの中で商品を探すと安くリフォーム出来ます。

とは言いつつ高機能やタンクレスに見えるタンクレスは高価になるのでご注意下さい。

高級感溢れるタンクレストイレ

タンクレストイレは見た目の高級感があります。

おしゃれなトイレなので好まれる人も多い人気のトイレになります。

LIXILサティス・TOTOネオレストが代表的なタンクレストイレになります。

サティスもネオレストも最高級品ですので金額は高くなります。

そして大きな割引率も期待は出来ません。

見た目がおしゃれで素敵です!

憧れる人が一番多いのがこのタンクレストイレになります。

タンクレストイレのリフォーム時の注意点

タンクレストイレのリフォーム時の注意点は「水圧」にあります。

水圧の弱い建物では水の流れが弱くなったり流れない場合があります。

対応策としてブースターや貯水タンクをトイレにつける等の方法があります。

しかし実際はブースターを取付けても流れが弱かったりタンクを設けるスペースがなかったりするのが現実です。

2階以上の設置には注意して下さい。

マンションであれ戸建てであれ2階以上の場所にタンクレストイレを設置する場合には注意が必要です。

水圧チェックを行いメーカーが示している水圧をクリア出来ているかを確認の上設置するようにして下さい。

水圧チェックはリフォームの担当営業に相談すると手配してくれます。

その場合有料になる場合もありますのでご注意下さい。

タンクレストイレのお勧めポイント

タンクレストイレのお勧めポイントとしては高機能でおしゃれな所です。

やはりデザインが素敵なトイレはそれだけで満足感があります。

最高級グレードにはトイレに必要な機能なの?と言うぐらいの機能も付いています。

いつか自宅に取り付けたいトイレになります。

温水洗浄便座とは?

温水洗浄便座とはあまり聞きなれない人がほとんどだと思います。

一般的に知られているのは「ウォシュレット」になります。

ウォシュレットはTOTOの商標になり製品名で部位を表す名前ではありません。

温水洗浄便座

TOTO ウォシュレット

LIXIL シャワートイレ

このような呼び名で呼ばれます。

温水洗浄便座

  • テレビ
  • スマホ
  • パソコン

ウォシュレット

  • レグザ
  • ギャラクシー
  • マックブック

このようなイメージになります。

トイレ入替の施工費は¥30,000~¥40,000

トイレ入替の施工費は素取り変えであれば¥30,000~¥40,000で入れ替える事が出来ます。

これを高いか安いかの判断は個人の感覚によるものですが相場としてはこれぐらいの費用がかかります。

水漏れを起こすと大惨事になりますのでプロに任せている方が安心です。

万が一の場合はリフォーム会社の保険で対応してくれます。

商品の仕入れは間違えたとしても数万円の損害ですが水漏れを起こすと数百万の話しになる事もあります。

施工はプロに任せるようにしましょう。

トイレリフォームの参考事例!現地調査で見る5つのポイント!!

自分で現地調査が出来るぐらいの内容を書いています。

材工分離でリフォームを考えている人は参考にして下さい。

トイレの入替の時のワンポイントリフォーム

トイレを入れ替える時に同時に検討して頂きたリフォームは以下になります。

  • クロス・クッションフロア
  • 専用床材
  • エコカラット

全て内装関係にはなるのですが同時に内装の施工をしておく事をお勧めします。

トイレが一気に蘇ります!!

トイレのリフォーム!ワンポイントで床材を取り入れると高級感のある空間に変わります!

トイレのリフォームをする時は内装関連も同時に施工すると満足のいくトイレに変わります。

以下に施工日数と費用をまとめておきます。

施工日数費用
クロス×クッションフロア1日¥40,000~¥45,000
クロス×専用床材2日~3日¥80,000~¥120,000
クロス×クッションフロア×エコカラット2日¥100,000~¥120,000
クロス×専用床材×エコカラット3日¥¥150,000~¥180,000
注)施工日数・費用はあくまでも目安になります。商材や現場により異なります。

施工日数と費用の目安はこのようになります。

トイレリフォームの際に参考にしてみて下さい。

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