リフォーム関連のブログを書いているとちらほらご相談を頂く事も出てきました。
ありがとうございます。
沢山リフォーム関連のブログはありますが当ブログへの質問ありがたく思います。
今回はリフォーム時の工程表についてご質問を多々頂いておりますので工程表についてまとめていきます。
ご相談の内容は以下のような内容になります。
- 工程表を提出してくれない
- 工程表通りに工事が進まない
主にこの2点になります。
工程表について個人的見解にはなりますが書いていきます。
リフォーム工事の工程表とはどんなものなのか?
リフォーム工事の工程表は大きな工事になると必ず必要なものです。
まずはお客様視点の工程表の意味と現場監督としての工程表の意味を知る事から始めましょう。
このように工程表の役割は違いますが
リフォーム工事を行うには工程表が必ず必要になります。
誤解を恐れずに言わせて頂くと工程表が存在しないリフォーム工事では仕上がりに不満を持事になる可能性が高いです。
注)お客様の手元には無いだけで現場監督や職人は工程表を知っている場合は省きます。
リフォーム会社が工程表を提出しない理由
結論から言うと工程表を提出しない方が都合がいいからです。
このような業者は「工程表はありません」と堂々とリフォーム工事では無いのが当たり前とゆうような勢いで工程表が無い事を正当化してきます。
工程表を提出しないリフォーム会社の多くは「都合がいいから」に当てはまります。
そしてもう1つの理由としては「工程表を作れない」のが理由です。
時間がない場合もありますが工程表を作るスキルが無い営業マンもいます。
工程表が作れないってどうやって見積りを作っているのか?と思うかもしれませんが見積りは作れるのです。
次はこの2点について解説していきます。
工程表を提出しない方がリフォーム会社に都合がいい理由
1度工程表を提出してしまうと工程表通りに工事を進めないといけません。
当たり前の事で普通はその方が工事をやりやすいのですが、中には工程表がトラブルの元になるリフォーム営業マンがいます。
他の現場がぐちゃぐちゃになっていて職人を他にいかせたい
工程表を提出しているとその通りに進めるので本来はあなたの家の工事に入る職人を他の現場に回す事ができません。
工程表を提出していないと「今日はお休みです」「明日はお休みです」と営業マンの都合のいいように職人を使いまわす事ができます。
このような場合はぐちゃぐちゃになっている現場が終わる事にあなたのご自宅がぐちゃぐちゃになっている可能性があります。
酷い場合にはあなたのご自宅の工事の予算を別現場で使う営業マンもいます。
リフォーム工事では信頼関係が重要になりますので信頼できる営業マンにリフォームをお願いするようにしましょう。
リフォーム工事をする時に工程表を提出しない営業マンでリフォーム工事を行わない事をお勧めします。
リフォームでは工程表を作れない営業マンもいる
工程表を作るのが時間的に難しい過酷な労働をしているのがリフォーム営業ですがそんな事は良い訳にはなりません。
作って当たり前の物です。
今回は作れるけど作れないではなく
スキル不足で工程表を作れない営業マンが存在するのです。
リフォーム営業の世界は未経験歓迎と求人に書かれている世界です。
未経験であればどんな工事をするかもわかりませんし工程表を作る事もできません。
新人だから作れないだけでなく5年以上リフォーム業界で勤めている人ですら作れない営業マンは存在します。
どのような順序で工事をすればいいか?を長年勤めていても把握できていない人が信じる事ができないかもしれませんが本当に存在します。
本来の仕事は営業マンであり現場管理ではないのでわからない人がいるのも当然であり、そのような現状でも営業しているリフォーム会社にも問題があります。
工程通りにリフォームが進まない
次に相談の多い「工程通りにリフォームが進まない」ですが
これはある意味仕方のない部分にもなります。
- 解体して初めてわかった問題がある時
- そもそも時間が読めていなかった
多くの場合はこの2点の問題になります。
リフォーム工事は解体後にならないとわからない事が多くあります。
その部分を見落とすとリフォーム工事はスムーズに進みません。酷い場合は工事を一回止める必要がある時もあります。
しかし本当にマレなケースでほとんどの事は現地調査の段階で想像する事ができます。
その想像を元に見積りや工程を作る事をすると多くのケースは問題になる前に未然に防ぐ事ができます。
誤解を恐れずに言うと担当営業の経験・知識不足
担当営業の問題である事がほとんどです。
違う営業マンであれば防ぐ事ができていたケースがほとんどです。
工事の内容が同じでも環境が違えばそこに必要な時間も変わってきます。
工事にかかる時間を読めない営業マンが作った工程表では予定通りの工事を行う事ができません。
これも原因は営業マンに経験・知識不足になります。
リフォームでの工程表に関するトラブルを避ける為には
工程表がない事1つをとってもリフォーム工事は上手く進まない可能性があります。
以下は個人的にしている事になるのですが
- 見積時に工程表を作成する
- その工程通り進まなそうなポイントと対応策を伝える
- 同じ工程表を施主様・職人・自分で共有する
このような事を必ずするようにしています。
現地調査の時に希望の工事全てを盛り込んだ内容を聞きその内容で見積りをつくります。
その時に工事をどう進めるのが最善か?を考え見積りを作るので工程表も自然と出来上がります。
その方が施主様もリフォーム工事をイメージしやすいのでご契約にも繋がりやすいです。
もちろんこの工程表は日付の入っていない工程表になります。
ただ日付を入れれば実際に施工に入れるぐらいに落とし込んでいます。
現地調査時に見積りと工程表が欲しいと伝える
現地調査の段階で見積りを持ってきてくれる時に工程表も欲しいと伝えるようにしましょう。
契約してから工程表をくれない事に気付くと既に手遅れなので
契約前に工程表の提出を依頼するようにしましょう。
営業マンの質を見分ける為に何も言わずに最初の見積りを受け取るのも1つの方法です。
何も言わずに持ってくる営業マンもいてますし、工程表以外の資料を重視して最初の見積りの段階では作ってこない営業マンもいます。
1度目の見積りを受け取り変更点を伝えた時に工程表の作成を同時に依頼するようにしましょう。
- 現地調査時に見積りの段階で工程表が欲しい事を伝える
- 見積の内容の変更点を伝え次回に工程表が欲しい事を伝える
タイミングはどちらでも構いませんが契約書にサインする前に工程表の提出をお願いするようにしましょう。
工程表の提出をしてこない営業マンには何かの理由があります。
いくら金額が安くても工程表が無ければまともな工事をしない可能性が高いです。
相見積もりで検討する相手として省いた方が今後のリフォームを考えると無難です。
予定のリフォーム工事の心配点を聞く
見積段階で施工の気になるポイントを聞くようにしましょう。
ポイントがわからない人は営業マンにスムーズに施工が上手く進まなそうな所はありますか?とご自身で質問してみて下さい。
何かしらの返答が返ってきます。
何もないと言うかもしれませんが本当に何もなければいいですし、万が一何かが起これば見落としになりますので確認しておくことは必要です。
リフォーム工事では工程表は必ず貰うようにしましょう
工程表を施主様に渡さない事は通常のリフォーム工事では考えれません。
空き家で工事を任されていたとしても工程表は施主様に渡します。
そこでここまで工事が進んだ時点で確認をして欲しいとかその辺りの打ち合わせも施工前にしています。
施主様・職人・現場監督が同じ工程表を持ち施工を進める事で「いい工事」が出来るので工程表は必ず貰うようにしましょう。
個人的に施主様に工程表を渡さない時は打ち合わせの時に持って行ったが「いらない」と返却された時のみになります。
その場合でさえ着工日には工程表をその他とファイルと同じファイルに閉じ現場に置くようにしています。
ちなみに現場に置いてあるファイルには
- 工程表
- 平面図
- 商品図面・商品仕様書
- 搬入予定表
このような資料を一式用意して置いておくようにしています。
現場で職人も施主様も自分も確認できますので現場管理の際に工程表は必要です。
1現場のみであれば頭の中で組み立て覚えておく事もできますが、透明性のあるリフォーム工事をする為には工程表を始めとした資料を公開するのは必須だと思っています。
施主様が必要なければ見ないでしょう。
ただ施主様が見る見ないを選べる環境を作るのはリフォーム営業のすべき事になります。
契約してからでは遅く手遅れになりますので、金額だけで相見積もりを評価するのではなく営業マンの対応もしっかりと見て下さい。
契約前に工程表を各業者から受け取る事により各業者の工事の進め方を含めた比較をする事ができます。
そこには見積りが何故高いのか?何故安いのか?が隠れています。
見積り段階で工程表を受け取り工程表を貰えないトラブルに巻き込まれないようにして下さい。
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